世界ポリオデー2020 〜ポリオ根絶に向けて世界が一つに〜
日本のロータリー100周年記念
ポリオ根絶 オンラインチャリティーコンサート BOSSANOVA NIGHT
数十年にわたる、ロータリーのポリオ根絶の取り組みの成果 (My Rotaryから抜粋)
世界保健機関(WHO)は、8月25日、WHOアフリカ地域の全47カ国において野生型ポリオウイルスの伝播が正式に断ち切られたことを発表しました。これは、ロータリーが最優先事項として掲げてきたポリオの世界的根絶に向けた、歴史的かつ重要な前進となります。
ロータリー会員が構築を支えてきた広範なポリオのインフラは、新型コロナウイルスと2014年のエボラ危機への対応、および黄熱病や鳥インフルエンザから地域社会を守るためにも活用されてきました。しかしながら、アフガニスタンとパキスタンでは、現在も野生型ウイルスによるポリオの感染が続いています。
ポリオを根絶するには、質の高い予防接種キャンペーンを引き続き優先して展開しなければなりません。新型コロナウイルスの流行中も、子どもへのポリオ予防接種を行いつつ、医療従事者を新型コロナウイルスから守り、感染拡大につながらないようにする必要があります。
世界の保健関係者や専門家は、アフリカだけでなく「世界からポリオを根絶する」という最終目標を達成するには、今後も資金調達とアドボカシーを維持していくことが重要であると述べています。この目的のために、ロータリー会員は引き続き重要な役割を担っています。
国際ロータリークナーク会長はこう述べています。「今回の快挙はポリオのない世界に向けた大きな一歩です、しかし、闘いはまだ終わっていません。世界のポリオ根絶を実現するには、ロータリー会員と寄付者からの支援、そして医療従事者による懸命な努力が必要とされます」